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内藤邦雄の「mid NAITO cafe ~ミッド ナイト カフェ~」

尾花監督

今年のプロ野球ストーブリーグは横浜が戦力補強が目立つ(ような気がする)。
オープン戦はなかなか結果が出なかったようだが、読売から尾花コーチを監督として迎え、最下位脱出が至上命題なのだろう。

尾花監督は現在その手腕を最も買われている監督の一人であろう。
ヤクルトでは野村監督のもと全盛期の投手陣を支え、ソフトバンク(旧ダイエー)では王監督のもと豊富な投手陣を作り上げた。そして読売では原監督を支え、若手投手陣の土台を作った。もしかすると彼の名声は指導者としてのほうが大きくなっていくのかもしれない。

でも、、、
30年以上ヤクルトファンをしている私には「尾花」という名前は「鉄腕エース」という言葉とともに記憶に残る大切な大投手の一人なのだ。
PL学園から社会人を経て、1978年にドラフト4位でヤクルトに入団した彼はヤクルトの80年代に投手としての全盛期を迎えた。

当時のヤクルトは、万年Bクラスというかいつも最下位に甘んじているセリーグの弱小チーム。そんなヤクルトをなぜ私がファンになったかというと、1978年、たまたま友人のチケットで神宮の開幕戦を見にいき、「そうだ今年はヤクルトを応援しよう」と思ったら、たまたま初優勝して以来のファン。
でもその後は、またBクラスの常連に逆戻り。
野村監督が就任するまで、いや、関根監督時代に現役大リーガー赤鬼ボブホーナーが来るまでヤクルトはとても地味な球団だった。(ホーナーの話はまた後日)
その間、エースとしてチームを支えたのが尾花投手だった。
中5日、6日が当たり前の登板間隔だが、尾花は中3日で奮闘した。

決して速い球があるわけではなく、すごい変化球があるわけでもない、丁寧な投球が心情の彼は私の理想の投手。
「エースとはかくあるべし」と思う投手の一人だ。

今年はハマスタにで野球観戦しようかな。
by cultemo | 2010-03-25 16:41 | 野球

翻訳とローカリゼーションの株式会社カルテモの 社長 内藤邦雄 が日々考えたことを語ります

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