2019年 06月 05日
愛が止まらない
学生時代の友人からのメール
「5/10に野球行かない?ドームのヤクルト戦」
「ぜひ連れてってください」とボク。
エースのライアン小川が投げ、早々に5-0。
これは楽勝かと思うも逆転され、終わってみれば大差の惨敗。
でも、その後2連勝して、いよいよライバル(?)巨人とのマッチレースかと思われたが、トンネルはその先に大きく横たわっていた。
続く広島戦からまさかの16連敗。
最初は「おい、おい、おいっ(デラックスファイター口調:知らないかな?)」だったプロ野球ニュースを見ての感想も、だんだんと無口に。先週5/28の広島戦。CSでテレビ観戦していたが、解説の若松元監督の話がだんだんと祈るような言葉になっていたのは印象的。オイラもこのところ、負ければ負けるほど自分がスワローズファンだということを強く意識してしまう。
そして14連敗がかかった 5/30 広島戦。
「5点差をひっくり返されたオイラが行っていいのか?」という思いもありながら、いても立ってもいられず、足は神宮に。
6時まで虎ノ門でミーティングだったため、少し遅れての到着。外苑前駅から神宮までの道すがら「なんだよ、初回から小川がメッタ打ちくらって3点取られた」という若者の配慮のない会話に、一瞬帰ろうかなと思いつつも気を取り直してグランドに到着。
わずかに残っていた内野席を購入し、2回の裏からスタンド入りを果たした。
ただ、スタンド少し行ったところにとてもガタイのいい(太った)お兄さんがいて、「彼の隣だけは勘弁してほしいなぁ」と思いながら席を探すも、見事に彼と若いカップルの間の1席がオイラの席と判明。しかたなく席に着く「これはしんどいね」ととなり彼に話しかけると「ほんと、そっすね」と笑顔の彼。結構いいやつだ。すこしだけ友情が生まれたような気がした。そして100kgオーバー二人は顔を見合わせ、二人してだっちゅーのポーズでの野球観戦を余儀なくされたのであった。
とはいえ、今日に限ってはスワローズ勝利のためにどのような苦痛も耐え忍ぶ覚悟だった私の強靭な精神力とはウラハラに、わがスワローズは、広島の高卒2年目、初先発の若者にまさに手も足も出ず、7回2アウトまで四球1つのノーヒットノーラン、さらに大差という体たらく。その投手と同期、同郷で、スワローズファン希望の星村上君がやっとこさヒットを打つと、もう優勝したような大騒ぎ。こんな状況でもファンは楽しみ方を見つけるものだとおもった14連敗の夜。
6/4、交流戦初戦。
「おい、おい、おいっ、また負けたぜ。しかもサヨナラ負け。」
でも、愛が止まらない。
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by cultemo
| 2019-06-05 10:44
| 趣味・スポーツ