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内藤邦雄の「mid NAITO cafe ~ミッド ナイト カフェ~」

恵方巻

家内に買い物を命じられ少し離れた大型スーパーに行く。
入るなり長蛇の行列に驚愕。皆、恵方巻を購入する人たち。

「そうか、節分か!」
食事のために行列に並ぶことが苦手なボクは、結局近くのスーパーに戻る。
総菜売り場の恵方巻はすっかり売り切れていた。
「しかたない、自分で作るか」
と、刺身コーナーに行くも何もなく、やっと隅の方にカニのむき身を見つける。
「おおー、300円なら安いなぁ。カニの恵方巻もまたいいだろう。」
と、カニをゲット。さらに明太子と総菜売り場に戻り卵焼きを調達。

家に戻り、恵方巻制作。
海苔は小さかったので、ご飯つぶでつぎはぎ。
「いま、カニって安いんだね。」と家内に言って、まじまじとカニを見る。
そこでなんと、魚のすり身で作った加工品との小さな記述を発見。
「ああ、これカニもどきだった。」

でも、気を取り直して制作再開。
すのこはないので、キッチンペーパーのうえに海苔を置きご飯をのせる。海苔巻きはご飯を平たく伸ばすのがポイントとか聞いたような気がする。
そして、カニ(もどき)をのせて、たまごのせて、明太子は少し細切れにしてのせる。
キッチンペーパーごと、一気に巻き作業。
うーん、おもったよりうまくできた感じ。

恵方巻_a0076693_19264214.jpg

家内からも「なんかそれっぽい」とお褒めの言葉。
机の上の手作り恵方巻を見つめていたら、10年くらい前に芭蕉会議(www.basho.jp)の句会で作った俳句を思い出す。

不揃いに幸せ宿る恵方巻

過ぎし日への感謝と来たる日への願いに思いをはせ、しすかに南南東を向き食す。
なかなかうまい。
やっぱ、カニがいい味出している。





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by cultemo | 2021-02-03 19:32 | つれづれ

翻訳とローカリゼーションの株式会社カルテモの 社長 内藤邦雄 が日々考えたことを語ります