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内藤邦雄の「mid NAITO cafe ~ミッド ナイト カフェ~」

祝:セリーグ優勝 東京ヤクルトスワローズ

東京ヤクルトスワローズがセリーグ2021年シーズン優勝を果たした。
今年ほどヤクルトの試合をテレビ観戦した年もないだろう。小学校4年生以降、40数年にわたりヤクルトファンやってきているが、今回の優勝は誠に感がい深いものとなった。

2年連続最下位のチーム、しかも開幕カード3連敗、直後コロナ感染者による戦力ダウン。
開幕時、このチームが優勝すると誰が予想しただろうか。実際、自分も含めいなかっただろう。
それが、まさかの快進撃。いや、快進撃というよりジワリジワリという感じでの戦い方。
五輪中断前に、いい感じで2位につけたけど、それでも阪神、読売と互角に後半戦えるかどうかは半信半疑。つつしみ深いヤクルトファン(オイラのことね)は、「なんかここまでやれば満足だなぁ」と自分を納得させたりしていた。

ヤクルト躍進の理由はいくつかある。

・先発投手陣の底上げ
・7, 8, 9回の投手固定
・両外国人選手の活躍
・若手投手陣の成長
・塩見の成長
・村上の成長
・山田の復調
・控え選手層のアップ などなど

これらは確かにそうで、著しい戦力アップが果たされた。
でも、私的には「捕手 中村の存在と成長」が一番だと思っている。
中村が捕手として本当に成長したと思う。まぁ、私ごときがおこがましいですが、CSフジの中継でめったに褒めない解説者の達川さんも絶賛していた。特に後半戦からそのリードぶりには自信と余裕が感じられた。
そして、彼のバッティングも強打者そろいの打線をうまくつなげる役割を果たしたと思う。
よく言われているが近代野球は捕手が重要。
リードとは配球だけでなく、投手との呼吸、相手打者、チームの思惑など様々な要因を加味することが必要。またいまは捕手には打撃も求められる。ヒット打てればいいけど、打てないでもできることは多い。さらには扇の要とわれるようにチームのリーダとしての役割も必要。
今年の中村は、これらの要素をほぼ完ぺきにこなした。
オフに球団OBの古田が臨時コーチに来て、その影響が大きかったともいわれているけど、古田こそ近代野球の理想の捕手モデル。
今年の中村は古田にかなり近づいたのではないか。
そろそろ背番号27つけてもいいかな。(本人希望すればだけど)

さぁ、これからCS、そして日本シリーズ。
やはりつつしみ深いヤクルトファン(オイラ)は、「CS出れるだけで満足」といいながらも、こっそり20年ぶりの日本一を夢見る53歳(11/16が誕生日)なのであった。

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by cultemo | 2021-11-02 11:31 | 趣味・スポーツ

翻訳とローカリゼーションの株式会社カルテモの 社長 内藤邦雄 が日々考えたことを語ります

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