2024年 07月 20日
ジプシーキングス
当代十代目松本幸四郎による新しい鬼平犯科帳の話を書いた。
それ自体とてもよかったのだけど、ドラマ編のあと、何か物足りないものがあるような気がしていた。この前、時代劇専門チャンネルで中村吉右衛門の鬼平を見て、そのモヤモヤが解けた。
フラメンコバンドのジプシーキングスのギター曲のエンディングは、時代劇には異色だったのでは。
でも、あの切なく悲しげな曲に、ドラマで語られた人間模様はとてもマッチして、いろんな思いをかみしめながら、ドラマを終わることができた。
ボクの中ではあの曲がベストだけど、あの世界観も引き継いでほしいなぁ、とひそかに期待するのであった。
by cultemo
| 2024-07-20 13:53
| つれづれ