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内藤邦雄の「mid NAITO cafe ~ミッド ナイト カフェ~」

カテゴリ:野球( 4 )

大人たちにできること(球数制限について)

ずーっと前から思っていたのだけど。
まずは、大人たちが、できることをやるべきだろう。
そう、高校野球の球数制限について。

まず簡単にできることがある。
「日程を変更すること」だ。
いまは、ボクたちの時代と違い、休養日なるものが入っているけど、連投のリスクがそれに救われるものではない。まぁ、熱中症対策くらいにしかならない。
もっとドラスティックに甲子園大会を1か月かけてやればいいと思う。
たとえば、甲子園では2回戦から1日2試合ずつにして、夜はタイガースに使ってもらえばフランチャイズうんぬんの問題もクリアできる。そして、地方予選も6月からはじめればいい。
たぶん、甲子園の滞在費などが問題になるのだと思うけど、これだけ交通網が発達している日本なのだから、日程が空いたら一度故郷に戻ればいいのだ。交通費や遠隔地の高校の滞在費は、高野連が援助すればいい。それこそ放映権その他で大金持ちの高野連ならできるはずだし、そもそもそれは学生のおかげで儲けたものなのだからそのくらい還元していいはず。
それで未来のスター選手を守れるとしたら素晴らしい金の使い方だし、そうでない選手もけがのため高校で野球を断念する選手が減ることは野球界全体にとって大事なこと。(たとえば草野球でも高校時代に肩を壊したという元名選手がたくさんいる)

最近の野球一流校では、複数の主戦級投手を育成し予選、連戦を切り抜けていくのがトレンドらしい。それはそれで続けてほしい。休養日があっても複数の主戦投手がいるチームは絶対に強い。なぜなら、1人が不調でもすぐ同じレベルの投手に変えられるのは大きい。でも、公立高校など普通の高校はやっぱり難しいと思う。だから、このプランで大きく高校野球地図が変わるとは思えないし、そもそも高校野球の感動は変わらない。

大船渡高校の佐々木投手が決勝で投げなかったことが大きな話題になっている。投げられなかった佐々木投手はたしかに無念ではあるけれど、ボクには決勝で投げた投手をはじめとする佐々木投手以外の選手たちこそ、本当に悔しい思いをしているのではないかと思う。いろいろな思いはあるけれど、誰も間違っていない。だからこそ彼らはこの経験をこれからの人生に役に立ててほしい。

高校野球が、教育の一環であるのなら、子供たちの無念の涙を繰り返さない努力をすべき。
高野連をはじめとする大人たちは、もっとできることがあるはず。
勇気をもって変革に挑戦してほしい。





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by cultemo | 2019-08-01 13:46 | 野球

盗塁というあこがれ

自慢じゃないが、足は遅い。
でも、生まれたときから遅かったのではないような気がする。
いつから遅いのだろう。
中学のときはもう遅かったような。
でも、たしか小学4年のときはリレーの選手だったような。。。(さだかではない)
とにかく、足の遅いボクにとって、盗塁とは憧れのプレーだった。
しかし、一塁から二塁までの距離は果てしなく長く、とうていキャッチャーからのボールが届く前に到着することは不可能に思えるほどの距離だった。

高校3年、夏の大会も押し迫ったある日、ボクら野球部はいつものように練習試合をしていた。
四球かなにかで出塁したボクへベンチから「盗塁」のサインが出た。
あまり細かくはいえないけど、当時ボクらのサインは(監督の)先生の指示により選手が出す方法だった。
生まれてはじめての「盗塁」のサイン。
間違いかも?と思いながらも、「相手バッテリーの意表をつくサイン」と前向きに解釈。
初球、ボクは、はじめての単独スチールを敢行した。

相手バッテリーもコイツが走るとは思って無かったんだろう。(当時はやせてたけどね)
まったくの無警戒、二塁への送球すらせず、ボクは軽くスライディングをしてらくらくセーフ。
誇らしげに立ち上がり、ひざの泥を払っていると、ベンチは爆笑の渦。
まぁ、走るとは思ってなかったんだろうなぁ、と思い、サインを出した先生を見ると、なぜか憮然とした顔。
しばらくすると、ベンチからタイムがかかり、走者のボクが先生に呼ばれる。

「なんで走ったんだ?」と先生。
「サインがでていたので。。。」と先生の後ろには、ゴメンナサイと手をあわせるGくんの姿。
「おかしいと思わなかったのか?」と先生。
「はぁ、思いましたけど。。。」
「バカモン!サインがおかしいと思ったらタイムをかけて確認するんだろ。」と先生。
「でも意表をついたサインかなと。。。」
「バカモン!オマエに盗塁のサインなんか出すわけないだろ!」とニヤニヤと先生。

と、はじめての盗塁も結局怒られてしまったわけだけど。。。
「サインがおかしいと思ったら確認しろ」は、高校野球の基本です。






現在の体重:10*kg (まだまだ)
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by cultemo | 2011-10-20 19:18 | 野球

尾花監督

今年のプロ野球ストーブリーグは横浜が戦力補強が目立つ(ような気がする)。
オープン戦はなかなか結果が出なかったようだが、読売から尾花コーチを監督として迎え、最下位脱出が至上命題なのだろう。

尾花監督は現在その手腕を最も買われている監督の一人であろう。
ヤクルトでは野村監督のもと全盛期の投手陣を支え、ソフトバンク(旧ダイエー)では王監督のもと豊富な投手陣を作り上げた。そして読売では原監督を支え、若手投手陣の土台を作った。もしかすると彼の名声は指導者としてのほうが大きくなっていくのかもしれない。

でも、、、
30年以上ヤクルトファンをしている私には「尾花」という名前は「鉄腕エース」という言葉とともに記憶に残る大切な大投手の一人なのだ。
PL学園から社会人を経て、1978年にドラフト4位でヤクルトに入団した彼はヤクルトの80年代に投手としての全盛期を迎えた。

当時のヤクルトは、万年Bクラスというかいつも最下位に甘んじているセリーグの弱小チーム。そんなヤクルトをなぜ私がファンになったかというと、1978年、たまたま友人のチケットで神宮の開幕戦を見にいき、「そうだ今年はヤクルトを応援しよう」と思ったら、たまたま初優勝して以来のファン。
でもその後は、またBクラスの常連に逆戻り。
野村監督が就任するまで、いや、関根監督時代に現役大リーガー赤鬼ボブホーナーが来るまでヤクルトはとても地味な球団だった。(ホーナーの話はまた後日)
その間、エースとしてチームを支えたのが尾花投手だった。
中5日、6日が当たり前の登板間隔だが、尾花は中3日で奮闘した。

決して速い球があるわけではなく、すごい変化球があるわけでもない、丁寧な投球が心情の彼は私の理想の投手。
「エースとはかくあるべし」と思う投手の一人だ。

今年はハマスタにで野球観戦しようかな。
by cultemo | 2010-03-25 16:41 | 野球

なぜボールを追うのか?

高校野球で熱戦をテレビ観戦中、アナウンサーがひとこと。
「選手はボールを追う事でピッチャーを勇気付けています!」

野球を少しやった人なら、打者の打球に対して次の3つの判断をする。
1. よし、捕れる
2. 微妙
3. だめだ、捕れない
ちなみに、1と2の面積が少しずつ狭くなることを「衰え」といい、実はそれになかなか気づかず、「こんなはずではない」と首をかしげることも多い。
それはともかく。

普通、1と2の場合、ボールを捕りにいく。
でも高校野球(もちろんそれだけでなく真剣な野球)では、3の場合でもボールを捕りに行く。
時には絶対捕れないボールに対して頭から飛び込むことも多い。

先ほどの「ピッチャーを勇気付ける」の後、解説者が言った。
「いや、ピッチャーだけではありませんよ。全選手を勇気付けているのです。」

全員(この場合、控え選手、応援団も含め)が、勝利という同じ目標に向け、自分が何が出来るのかを実践したチームは強い。
勝利という目標のために自分が出来ることを精一杯すると全員が勇気付けられる。

ピッチャー、選手全員、そして、もう一言付け加えたい。
「選手自身も勇気が出てくる」

そして、私も勇気付けられる。
高校野球に釘付けになる理由はそこにあるのかもしれない。
by cultemo | 2007-08-21 18:37 | 野球